マンションやアパートなど集合住宅で雨漏りした時の対処法

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マンション

雨漏りはどのような建物でも起こる可能性があります。たとえばマンションやアパートのような集合住宅で生活している場合も雨漏りは起こり得るのです。

集合住宅になると戸建の住宅と異なり他の居住者の居住スペースや共有している部分などから雨漏りが起こっている可能性も考えられます。

また同じ集合住宅でも購入した物件に住んでいるのと、賃貸物件に住んでいるのとでは対処法が異なることがあります。集合住宅の雨漏り原因や対策について紹介していきます。

アパートやマンションなど集合住宅の雨漏りの原因は?

アパートやマンションでは複数の居住者が同じ屋根の下で生活しています。そこで起こる雨漏りの原因について知っておきましょう。

屋根や壁などのひび割れ

たとえば突風や台風など、瞬間的に強い力が加わったときにそれに耐えきれなくなってしまい、建物の壁や屋根などにひび割れが起こることがあります。

その部分から雨水が侵入してきてしまい雨漏りが起こります。また同じように地震によって強い衝撃を受けた時も、ひび割れが起こりやすくなるのです。

劣化もひび割れなどを起こす原因になります。マンションやアパートの外壁や屋根は直射日光や雨風が原因で劣化がすすみやすいのです。

上階の水漏れ

マンションやアパートでは上階部分で生活をしている方がいるでしょう。上階の住人が水漏れを起こしてしまったとき、それが下の階に住んでいる家にまで影響を及ぼすことがあります。

たとえば上階のトイレやお風呂の水漏れが床をつたって、下の階の天井に染みてきて雨漏りのように感じられることもあります。

戸建ての雨漏りとの違いと対策

戸建の雨漏りとアパートやマンションの集合住宅の雨漏りとでは、原因が異なることがあります。

雨漏りの原因が多岐にわたっている

戸建の場合は外壁や屋根の劣化や強い衝撃が主な雨漏り原因ですから、自分で業者に依頼をして原因と対処法について調べることができるでしょう。

しかし集合住宅の場合、雨漏りの原因が自分たちの居住スペース内で見つかるとは限らず、隣人や上下階の住人、もしくは共用部分までと原因となる場所は多々考えられるのです。

対処法が異なる

戸建ての場合、雨漏りが起こったときは住宅を施工してくれた会社や、専門業者に直接修理や調査を依頼します。

しかし集合住宅の場合は連絡先が異なり、まずは管理会社(購入した集合住宅の場合)や大家さん(賃貸住宅の場合)といったように建物を管理している会社などに連絡するのが一般的です。

賃貸の集合住宅で雨漏りしたらこうしよう

賃貸マンションやアパートにて雨漏りが起こってしまったときは、速やかに物件を管理している管理会社若しくは大家さんに連絡を入れましょう。

雨漏りの被害をできるだけ軽減する

雨漏りが起こるとどんどん水が家の中に侵入してきてしまって、床や家具などの劣化や腐食を早めてしまいます。

まず雨漏りしている箇所をある程度特定できたら、これ以上雨漏り被害が拡大しないように対策を取ります。

雨漏りが起こっている場所の下にバケツなどを置く、床などが直接濡れないようにする、雨漏りが起こっている所の下に物を置かないようにするなど、自分でできることをやりましょう。

保険を活用しよう

管理会社や大家さんが業者を手配してくれると思いますので、それから雨漏りが起こっている原因を特定してもらいましょう。

基本的には大家さんや管理会社が対応してくれるのですが、もしもその原因が借主に合った場合は損害賠償や修理代を請求されることがあります。

そのような場合は火災保険が役立つこともあるのです。火災保険は賃貸住宅入居時にほぼ強制的に加入させられる保険です。

火災保険は火災による損害だけでなく、雨漏りなどの修理にも対応してもらえることがあります。保険の種類や特約によって補償内容が異なりますので内容をよく調べてから、加入するようにしましょう。

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